2007年5月21日月曜日

RGBとCMYKの話し

カラー関連の話しでRGBとCMYKについて頭を悩ませたりしたことのある方は結構いらっしゃるかもしれません。ちょっとウンザリする話しです。

テレビやパソコン画面(モニタ)で見る色は基本的にRGBカラーで表現されています。
RGBとは、Red(赤)、Green(緑)、Blue(青)の3色のことで、光の3原色といいます。この3つを色々な濃度で混ぜて様々な色を作っています。

ところで、この3色を全部混ぜたら何色になるでしょうか?
黒っぽい色になるでしょうか。違います。白(透明)になります。
絵の具ではなく光だからです。逆に光をプリズム等で分けるとあらゆる色(虹のように)が出てきます。どの色もない状態が黒です。つまり暗闇です。絵の具とは逆のイメージで考える必要があるわけです。これを加算混合といいます。

これに対し、印刷のインクの混ぜ合わせは絵の具やクレヨン等馴染み深いものの混ぜ合わせと同じで、色を混ぜれば混ぜるほと黒に近くなります。これを減算混合といいます。

CMYKカラーとは、Cyan(シアン)、Magenta(マゼンタ)、Yellow(黄)、Black(黒)の4色です。RGBの補色となっているとか、CMYKのKとはKuroではなく、Key plateだとかは知らなくても何の問題もありません。

とにかく、重要なのは印刷ではCMYK、テレビやパソコン画面ではRGBだという点です。つまり、パソコン画面で見えているもの、例えばインターネットのホームページとか、デジカメの写真等は全てRGBで、印刷用ではないということになります。
なので、印刷用データを制作する際には変換が必要になるわけです。これが面倒です。

最近は色々なソフトのレベルが上がってきて結構簡単に変換出来るようになりました。昔は明らかに変な色に変換されたりしていましたが・・・。
しかし、現在でも変換をソフト任せにするだけではいまいちの場合があります。
それは、RGBとCMYKでは色表現の領域が違うからです。CMYKでは出せない色があるんです。蛍光色のような色は画面は発光していますから良いですが、CMYKでは出せないのは当然です。
インターネットで検索すればこの変換のテクニックについての様々なページがヒットしますが、しかしそれでもなかなか一律にいかないというか、思い通りにはなりにくいものです。

一番簡単で確実な方法は、1枚1枚目で確認し、それぞれにあった変換をしることです。最も原始的かつ確実な方法です。

こてはし住販

最近のこてはし住販さんのチラシです。
B4の両面1色で、群青の濃い色で印刷しています。全部 Illustrator で作成されていて、弊社では印刷のみさせて頂いております。

きっと間取り図等の制作にも Illustrator を使用するのだろうと想像しますが、それにしても印刷屋でもデザイン屋でもない、言うなれば素人さんで、これだけ使いかなされては参ってしまいます。
優秀な方なのでしょうが、明日にでも印刷屋に転向できるクオリティですよね。

さて、以前ご紹介した時にも言いましたが、こてはし住販のチラシといえば、ちょっと過激な政治ネタ、時事ネタがあるということ。
今回のチラシにもちゃんと(?)、裏面の左下に細かな字で掲載してあります。
実は私は結構これを楽しみにして読んでいます。
内容について「結構凄いですね」と言ったら、「遊びですよ」なんて言っておられたが、昔、学生運動をやっていた頃の世代か、そういう匂いを感じます。
政治的にどうこういうのはここでは書きませんが、狭い考えに凝り固まるのではなく、幅広い柔軟な姿勢は持っていたいものだと思っています。

以前のような特徴ある文字の手書きではなくなりましたが、細かさ、内容、過激さは変わりません。Illustrator を使用している方とは別の人のはずなので、テキストデータを渡して流し込んでいるのでしょうか、それとも同一人物なのか・・・。そのあたりの細かな事情は私は知りません。
興味ある方は、少々小さくて見にくいですが、画像をクリックすると拡大されますので、何とか読めるかもしれません。

2007年5月18日金曜日

創建ホーム

最近の創建ホームのチラシです。
以前のものと同じ、クリーム色の紙に黒1色で印刷しています。チラシの雰囲気も以前のままですね。

今回は千葉NTに加えて、幕張展示場がオープンし、主に船橋・市川方面にチラシを撒きました。

クリーム色の紙は少し優しい感じがして良いですね。黄色はキツイ印象の場合もありますので。

2007年5月8日火曜日

なかやショッピングセンター

都賀駅東口の真ん前にあるショッピングセンターです。
今回はショッピングセンター内の7店舗が広告を出しています。
今回は魚屋の石毛魚類がリニューアルした関係でのセールのようです。

古くからの伝統のデザインが特徴の広告は、B3の大きいサイズで、表はオレンジと青、裏は赤1色になっていてひと際目を引きます。

オレンジと青の2色の表は、2色とは思えない様々な色が見え、一瞬カラーかと思うほどです。(特に写真)

裏面は生鮮食品3店で、魚屋、肉屋、八百屋となっています。
賑やかな感じが生鮮っぽいですね。