2020年3月25日水曜日

オリンピック延期決定

とうとう今年の東京オリンピックの1年延期が決定しました。
各国も、もし予定通りやるなら選手を派遣しないという国が続出していましたし、安倍首相は「(無観客等ではなく)完全な形での開催」にこだわっていましたので、延期が一番良い選択だったと思います。

日本としてもIOCとしても中止にするわけにはいかなかったのでしょう。
日本の立場としては当然のことですが、IOCも巨額の放映権料がなくなる上、今後の開催都市に名乗りを上げるところが少なくなってしまうことを恐れたのかもしれません。多額の予算をかけて準備をしても開催できないことがある得るという前例が出来てしまいます。

これで4年に一度開催されてきたオリンピックは初めて5年ぶりの開催となるわけです。
これで簡単に「めでたし、めでたし」とはなりません。
例えば、各国の選手選考はどうなるのでしょう?1年間で勢力図は変わるので、普通は再選考が必要でしょうが、強化費もかけていますし、色々問題があります。
サッカーの場合は23歳以下ということになっていますが、東京オリンピックに限り24歳にするのでしょうか?

また、他の有力大会で2021年に予定されていたものはどうなるんでしょう?オリンピックと重なっては中止や延期とせざるを得ない大会は多いでしょう。地球的規模なので、あちこちに多大な影響が出るでしょう。
また次のオリンピックは3年後になるのでしょうか?

いや、最大の問題は、「本当に1年延期したら開催出来るのか?」ということではないでしょうか?
現在、春休み終了まで学校も休止していますが、そもそも数週間、数ヶ月程度で解決する問題ではないように思います。

2020年3月19日木曜日

(今、流行りの?)テレ・ワーク

今回の新型コロナウイルス騒動でテレ・ワークが推奨されています。
つまり「離れた場所で仕事をする」ことで、つまり、出勤せずに在宅ワークをしようということです。

パソコンを離れた場所から遠隔操作したりして行うものを想定しているでしょうが、たんに仕事を持ち帰り、家で書類を作ることもテレ・ワークですし、電話を転送して家で電話を受けることもそうですよね。

印刷屋にとっては、テレ・ワークととても相性の良い部分と相性の悪い部分があります。
まず、相性の悪い部分ですが、これは印刷そのものの部分です。
印刷は印刷機がないと出来ません。印刷機は家に持ち帰れないので、出社する以外に選択肢はありません。印刷後の各種加工も同様です。
ただ、仕事量が減っているので、出来るだけ分散させる時間的、空間的工夫は出来ると思います。

相性の良い部分は、印刷前の制作の部分です。
パソコン・ワークは在宅勤務と相性が良いですし、電話での打ち合わせはどこでも可能です。

ただし、弊社のような零細企業のようにもともと人数が少ない場合は、何もなくても人と接触する機会が少ないのでたいした対策をする必要がないというのも事実です。
例えば一人で作業をしている職人さんがいたとして、その人に「出勤を自粛しなさい」というのはまったく無意味だということです。公共機関を利用せずに、徒歩、自転車、マイカー通勤なら、通勤してもしなくても何も変わらないということになりますね。

2020年3月12日木曜日

春のセンバツ高校野球が中止!

春のセンバツ高校野球の中止が決定しました。
無観客試合も検討されましたが、移動もあれば宿舎での生活もありますし、
しかも今月から学校も閉鎖され、当然部活動も中止となっているので、当然といえば当然ですが、出場が決まっていた学校や選手は本当に気の毒です。

野球以外の各競技の全国大会もすべて中止になっているので、仕方がないとはいえ、野球ファンである私のような人間にも寂しい春になってしまいました。
プロ野球やJリーグ、バスケやラグビー等も次々と開催を延期にしていますし、今年のスポーツ界はどうなってしまうのでしょう。

今年は東京オリンピックの年ですが、このままでは開催は無理ではないでしょうか?
安倍首相は強気ですが、あと数ヶ月で終息するとは到底思えません。
オリンピックどころか、学校の再会も春休み明けから可能なのか非常に疑問です。

センバツ高校野球は、戦争での中断はありましたが、中止は史上初だそうです。
(夏の甲子園は1918年の米騒動の時と1941年の太平洋戦争の時に中止になっているので、春夏通算では3回目の中止となります)