2020年4月12日日曜日

コロナ・ウイルスって本当に怖いの?〈2〉

ウイルスと免疫力について、意外に思えるかもしれないけれど、よく考えれば当たり前のことがあります。最近、忘れている人が多い気がしますので、一応指摘しておきたいと思いました。(知っている人には何の意味もない情報です)

それは「基本的に、ウイルスを入れると免疫力が上がる」ということです。
別にこれは「コロナに感染すべき」とか「インフルエンザにはなった方が良い」と言っているのではありません。いや、半分は言っているかもしれません。

コロナとかインフルエンザのウイルスが体内に入ることが怖いのは、増殖しすぎて制御できなくなって病気になってしまうことです。
通常、ウイルスが1匹(ウイルスは匹ではなく個と数えますが)侵入しても何の問題もなく、体の免疫システムで防御可能です。しかし、免疫力が低下していてウイルスへの攻撃能力よりウイルスの増殖能力が上回ると病気になってしまいます。
ですから、一番重要なのは自分の免疫力を下げないようにすることです。これは病院に行ったり薬を飲んだりすることよりもずっと重要です。

ところで、世の中には多種多様のウイルスや菌が存在し、そのウイルスをから完全防御して生活することは不可能です。
というよりも、すでに最初から人間の体の中に多種多様なウイルスや菌が生活しており、これらに助けられて我々は生きています。
人類は何百万年も(いや猿とかそれ以前も含め)ウイルスを克服して生きてきましたし、ウイルス側の立場に立っても、宿主を死なせてしまってはウイルスにもメリットがありません。
つまりウイルスや菌は嫌悪すべき敵ではなく、それどころか共生するパートナーだということです。

もちろん、人間にとっては敵でしかないウイルスや菌もたくさんいますが、そういう相手だけを消すことはできません。それで人間には免疫システムが存在して対応しているわけです。
そして、免疫システムは相手の情報を取り入れて攻撃法を獲得し、より強固になります。予防接種の注射をしるのはこのためですね。
今回のコロナについても、「快復するなら感染した方が良い」ということになります。死んでしまっては元も子もありませんが、快復するなら「コロナに対する免疫を獲得しただけ良かった」ということになります。

人間、不思議なもので、体に悪いことは体に良くない、ということはなく、逆に体に良いとすら言えます。
悪いのは「制御できなくなるほど悪いものを入れるのが良くない」ということです。

一番分かりやすい例がお酒です。アルコールを体に入れると、血行が良くなり体温があがり、適度に酔うことでリラックス効果もあり、良いことづくめです。もちろんアル中になってはやりすぎです。
ウイルスも同様で、予防接種もウイルスを入れているのと同じなので、お酒の話しとまったく同じです。

他にも似た例がいくらでもあって、福島原発での放射能は怖いけれど、一方でラジウム温泉やラドン温泉は体に良いと思っています。これらの温泉は放射線を出しています。
放射線は自然界でも宇宙から降り注いでいて、私たちは毎日放射線を浴びています。体に悪いことをすると、通常、体はそれに対抗しようとするのでその以前よりも強くなります。
骨折した骨は以前よりも太くなることも有名です。
タバコの煙での受動喫煙も問題になりましたが、受動喫煙の機会がない人の方が肺ガンにかかりやすいという報告があります。
赤ちゃんは、何でもかんでも口に入れて感触等を確認していますが、同時にバイ菌を入れて免疫をつけています。逆に完璧な除菌、つまり無菌室で育てたら、その赤ちゃんはとても弱くなってしまうというわけです。

つまり何事も程度の問題で、今回の騒動で、「マスクだ、手洗いだ、除菌だ」というのもほどほどが良いということになりますね。
綺麗好きすぎてファブリーズを使いまくるということは、逆に不健康だということがいえます。

もちろん、最初から言っている通り、これは健康的な通常の状態の人の話しなので、すでに病気にかかって弱っている人や持病がある人には摘要されませんので、気をつけてください。

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