2020年5月29日金曜日

緊急事態宣言後の生活

緊急事態宣言が解除され、間もなく5月も終わり、夏が来ます。
ウイルスは高温多湿に弱いので沈静化するでしょう。
「STAY HOME」の自粛が効果を挙げたのかどうかはアヤシイところです。

これでコロナ禍は終わったのかと思うとそうではありません。
南半球ではまだまだ猛威を奮っていますし、ということは寒い時期になれば第2波以降がやって来ることになるでしょう。
また、緊急事態宣言が終わっても「新しい生活様式」といって3密を避けるを中心に、これまでのスタイルではダメだと言われています。

これはつまり、今後もずっとコロナの影響を受け続ける、という意味ですよね。
ということは、春から今までと同じ考えで今後も対応するのであれば、今回のような事態は頻繁に起こるということになります。

何しろ、ウイルスが最も弱る真夏でさえ、甲子園も他競技も中止となるほどです。
それなら、来夏に延期されたオリンピックはもちろん、秋から冬の大会もすべて中止、
大会どころか、再び学校閉鎖、公共施設も閉鎖、経済活動も停止となります。

さすがにこれでは生活できないし、現実的な話しとは思えません。
つまり、この春と同じ対応はもう出来ないということではないでしょうか?

フェイス・ガードをして教室で授業を受けている小学生には相当違和感を覚えますし、対面式の飲食店では机の真ん中にアクリル板が置かれ、さながら留置場での面会にようなスタイルで食事する様子には笑ってしまいますが、しかしそうしてでも活動できる方向で動く以外にはないと思います。

どうか、テレビや新聞社等マスコミの方たちには、不安を煽るのではなく、正しい情報の提供をお願いしたいです。

2020年5月22日金曜日

自粛警察

「自粛警察」なる言葉が登場しています。
緊急事態宣言下、様々な自粛が呼びかけられている中、その自粛に応じていないように見える者たちを取り締まる(本物の警察ではないのに)行為をそう呼ぶようです。
注意をしたり(はまだ良いですが)、イタズラをしたり、怒声を浴びせたり、悪質な言葉の貼り紙をしたり・・・。

これは正義を履き違えている行為です。
「俺は正しいことをしているのだから、それを守らない奴には何をしても許される」というような「正義の名の下での暴挙」です。

「正しいこと」=「自粛」ではありません。
もちろん、ウイルスを振りまく行為が「悪」であることは言うまでもありませんが、例えばお店の営業を自粛することが本当にウイルスをまき散らさないことになるでしょうか?
その前に、その店の店員やお客にウイルス感染者がいる可能性は?
例えば、千葉県での感染者数が800人とします。千葉県の人口は600万人以上です。
すると0.01%程度ということになります。しかも感染者数には、すでに治っている者または死亡してしまった人の数も含まれており、また多くが高齢者なので、例えば若者向けの店だったらもっと率は下がります。

「わずかな可能性でもゼロではないじゃないか」という声があります。
それはその通りです。
しかし、今後も含めゼロにすることは出来ないでしょう。ゼロを求めるなら永遠に自粛です。それは非現実的です。交通事故に遭う可能性があるから自動車は廃止せよと言っているのと変わりません。(しかもコロナにかかる可能性より交通事故の可能性の方がずっと高い。今年に入って千葉県内で起きた交通事故件数はすでに4500件を軽く越え、死者もコロナでの死者より多い)
生活が破綻しないように、そして感染リスクも出来るだけ下げて、と考えるしかありません。

ましてや、「子供が外で遊んでいる」「海岸を散歩している」「他県ナンバーの車が走っている」等、ほとんど気違い沙汰だと思います。

子供が外で遊ぶと感染するリスクは何%でしょうか? 閉じ込めておくストレスとどっちが重要?
強風の海岸でウイルスがその場にとどまれる可能性は? そもそも誰がその飛沫を吸うの?
他県ナンバーのまま引っ越しして来た人は? 他県から荷物を運んで倉庫にしまうだけで、誰にも合わない人は?
等々、いくらでも疑問が沸きます。

「俺が自粛しているんだから、お前もしろ」というのはダメです。(気持ちは分かります)
今回の自粛は「要請」であって「義務」ではないのですから、「うちの店は自粛したらつぶれるよ」というなら開ければいいんです。それでも無理をして閉しめる必要も義理もありません。

弊社は当初の予定通り営業しています。(自粛要請の業種でもありませんが)
大半は電話で、たまに決まった人が出入りするだけですし、通勤はマイカー、途中でどこかに寄ることもありません。この状況で社員や私が感染したり移したりする確率はほぼゼロだと思います。

「自粛したからエライ」のでもなければ「自粛ないから悪」とも言えません。
それぞれ事情が違うのですから、それぞれで判断するしかなく、他人はその事情を知る由もないので何も言えません。

大切なのは、「自粛するかどうか」ではなく「ウイルス感染防止を心掛ける」ということです。
そして最大の防止策は自身がかからないこと、つまり手洗い・うがいです。
自粛警察がわざわざ出掛けて行って見回りをするのは滑稽ですよね。

2020年4月21日火曜日

コロナ禍、終束への道

緊急事態宣言まで出され、学校も2ヶ月以上に渡り休校となっている現在のコロナ禍。
今後の見通しと、終束がどのようになるのかを考えてみます。

3月上旬に学校が休校となった際は、春休み明けまでで新学期の4月から再開と思いましたが、結果は現在も休校中です。3月上旬よりも感染者はずっと増え、終束するどころか拡大の一途なので当然です。
すると、GW明けも同じ状況になるのではないかと簡単に予測がつきます。
つまり、5月になっても終息するどころか、更に感染者は増えているという状況。つまり、緊急事態宣言を出した時点よりも悪化している状況です。
普通に考えれば、GWが終わって緊急事態宣言を解除する状況にはならないでしょう。
しかし、だからと言って、延々と休校、お店は延々と営業自粛では、経済も生活も持たないのは明らかです。例え早々と国民に10万円を配っても無理でしょう。

とすると、どういう状況になれば良いのか。
一番は、薬が開発されて、完全にコロナ・ウイルスを制圧した状況です。ですが、それまでには1年とか2年かかるでしょう。
その間、ずっと何もしないではいられません。

もう一つ考えられるのは、多くの人が感染して免疫を獲得し「もうコロナ・ウイルスは怖くない」という人が増えることだと思います。
つまり普通の風邪とか、一般に広く認知されている季節性のインフルエンザのような存在になることです。

これは、10年くらい前に発生した新型豚インフルエンザが参考になります。
豚インフルは、現在では従来のインフルエンザと一緒な扱いになっていて、予防接種ワクチンにも普通に含まれている存在になりました。
かかる患者数も、発生当時よりずっと多いですが、そのたびに大騒ぎしません。

「コロナ・ウイルスに感染した」「ふーん、お大事に」程度になるくらいにコロナが一般化すれば良いということになります。
特に、日本では30代以下では今のところ死者ゼロなのですから、もし30代以下が全員感染し快復したら、相当の数の日本人がコロナを恐れる必要がなくなり、病院に患者が殺到する心配もなくなります。

いえ、すでに実際に相当数の人が感染し、無自覚とかかなり軽く済んでいるはずです。当然、そういう人にはPCR検査をしていませんから、見えないだけではないでしょうか。
検査をした8割の人が無自覚か相当に軽いと言います。検査をした人は重症の人や症状がハッキリ出ている人、そしてその濃厚接触者ですから、症状が重い人の割合は相当に多いはずです。それでも2割の人だというのですから、軽い人はもの凄い数いるということになります。軽い人がうつしてしまったけれど、うつされた人も軽かったというパターンが数多く存在するはずだからです。初期の頃に感染経路不明でいきなり離れた場所に1人感染が確認されるというパターンは、これを表わしているのでしょう。

ですから、検査はPCR検査よりも抗体検査の方が意味があるように思います。
そうしないと、いつまでもずっと経済活動を中止し、世界恐慌が起きるのを黙って見ているだけになってしまいます。

政府は、緊急事態宣言を出した時よりも状況が悪化しているのに宣言を解除するのはおかしいと考えるかもしれませんが、それは感染者数だけを見た場合に悪化しているように見えるだけで、実際は免疫の獲得者数はその何倍もの勢いで増えているのですから、その視点では状況は随分改善していると言えるのではないでしょうか?


結局、世界中に広まったコロナウイルスが終束することはなく、事実上、「皆が諦めを認知した時が終束」ということになるのではないかと思います。「普通の風邪になった時」という意味です。

2020年4月17日金曜日

コロナ対応、あれこれ

緊急事態宣言の範囲を全国に広げました。
また、政府の各戸に洗えるマスク2枚配付が始まったようです。
あまり批判はしたくありませんが、何て呑気で意味のないことをやるのだろうと呆れてしまいます。送料も合わせると1枚あたり300〜400円くらいでしょうか? 超高級マスクです。

減収世帯に30万円を支給するというのもダメな政策だと思っていましたが、どうやら全員に10万円に変更された模様です。
それにしてもスピードが大切で、例えばお店だったら潰れた後に支給されても何の意味もありませんし、これがもう1ヶ月早ければ「さすが」と称えられたでしょうに・・・。

週末やGWの外出は控えろと盛んに言っていますし、休業要請も多くの業種に渡っています。
休業要請するということは、つまりお店とは何の関係もない人に「店を開けないように」と言われていることです。それに応じるには、「代わりに損失は補償するよ」とならなければおかしいと思います。

世の中、マスク着用も義務のような風潮になっています。そういう盲目的な空気が怖いように感じます。
マスクは、くしゃみをした際の飛沫の飛散を8割くらい抑える効果があります。コロナウイルスは鼻水に多く含まれるというので、くしゃみには効果があります。

しかし、逆に言えば、効果はそれだけです。
「マスクをしていれば安心だ」というのは全然違うと思います。
マスクは自身を守る効果はほとんどないと言います。つまりすでに漂っているウイルスはとても小さいので、マスクでは簡単に通り抜けてしまうからです。例えて言うなら、砂場の砂をサッカーのゴールネットですくうようなものです。

マスクを過信せず、手洗い・うがいをちゃんとして、あまり人と接触せず、体を暖めて栄養をつけて免疫力を高める方がずっと効果があることを忘れてはいけませんね。

2020年4月12日日曜日

コロナ・ウイルスって本当に怖いの?〈2〉

ウイルスと免疫力について、意外に思えるかもしれないけれど、よく考えれば当たり前のことがあります。最近、忘れている人が多い気がしますので、一応指摘しておきたいと思いました。(知っている人には何の意味もない情報です)

それは「基本的に、ウイルスを入れると免疫力が上がる」ということです。
別にこれは「コロナに感染すべき」とか「インフルエンザにはなった方が良い」と言っているのではありません。いや、半分は言っているかもしれません。

コロナとかインフルエンザのウイルスが体内に入ることが怖いのは、増殖しすぎて制御できなくなって病気になってしまうことです。
通常、ウイルスが1匹(ウイルスは匹ではなく個と数えますが)侵入しても何の問題もなく、体の免疫システムで防御可能です。しかし、免疫力が低下していてウイルスへの攻撃能力よりウイルスの増殖能力が上回ると病気になってしまいます。
ですから、一番重要なのは自分の免疫力を下げないようにすることです。これは病院に行ったり薬を飲んだりすることよりもずっと重要です。

ところで、世の中には多種多様のウイルスや菌が存在し、そのウイルスをから完全防御して生活することは不可能です。
というよりも、すでに最初から人間の体の中に多種多様なウイルスや菌が生活しており、これらに助けられて我々は生きています。
人類は何百万年も(いや猿とかそれ以前も含め)ウイルスを克服して生きてきましたし、ウイルス側の立場に立っても、宿主を死なせてしまってはウイルスにもメリットがありません。
つまりウイルスや菌は嫌悪すべき敵ではなく、それどころか共生するパートナーだということです。

もちろん、人間にとっては敵でしかないウイルスや菌もたくさんいますが、そういう相手だけを消すことはできません。それで人間には免疫システムが存在して対応しているわけです。
そして、免疫システムは相手の情報を取り入れて攻撃法を獲得し、より強固になります。予防接種の注射をしるのはこのためですね。
今回のコロナについても、「快復するなら感染した方が良い」ということになります。死んでしまっては元も子もありませんが、快復するなら「コロナに対する免疫を獲得しただけ良かった」ということになります。

人間、不思議なもので、体に悪いことは体に良くない、ということはなく、逆に体に良いとすら言えます。
悪いのは「制御できなくなるほど悪いものを入れるのが良くない」ということです。

一番分かりやすい例がお酒です。アルコールを体に入れると、血行が良くなり体温があがり、適度に酔うことでリラックス効果もあり、良いことづくめです。もちろんアル中になってはやりすぎです。
ウイルスも同様で、予防接種もウイルスを入れているのと同じなので、お酒の話しとまったく同じです。

他にも似た例がいくらでもあって、福島原発での放射能は怖いけれど、一方でラジウム温泉やラドン温泉は体に良いと思っています。これらの温泉は放射線を出しています。
放射線は自然界でも宇宙から降り注いでいて、私たちは毎日放射線を浴びています。体に悪いことをすると、通常、体はそれに対抗しようとするのでその以前よりも強くなります。
骨折した骨は以前よりも太くなることも有名です。
タバコの煙での受動喫煙も問題になりましたが、受動喫煙の機会がない人の方が肺ガンにかかりやすいという報告があります。
赤ちゃんは、何でもかんでも口に入れて感触等を確認していますが、同時にバイ菌を入れて免疫をつけています。逆に完璧な除菌、つまり無菌室で育てたら、その赤ちゃんはとても弱くなってしまうというわけです。

つまり何事も程度の問題で、今回の騒動で、「マスクだ、手洗いだ、除菌だ」というのもほどほどが良いということになりますね。
綺麗好きすぎてファブリーズを使いまくるということは、逆に不健康だということがいえます。

もちろん、最初から言っている通り、これは健康的な通常の状態の人の話しなので、すでに病気にかかって弱っている人や持病がある人には摘要されませんので、気をつけてください。

2020年4月8日水曜日

弊社のコロナ対応

緊急事態宣言も出される中、弊社でもコロナウイルスへの対応を行なっています。
外出時のマスク着用(効果があるのははなはだ疑問ですが)や、帰社時の手洗い・うがい等、一般的でささやかなものです。

会議や打ち合わせ、営業活動などは、できるだけ電話やメール等で行なうようにしますが、納品等はどうしても直接行かなくてなりません。しかし、移動は一人で車移動、納品も多数の人との接触はなく最低限です。

幸か不幸か、現在弊社は印刷機が故障中のため、印刷部門が閉鎖中で、すべて外注していますので、コロナ対策としては最高の状態です。(会社の利益は大きく減りますが)

コロナの影響による売り上げの減少は、現在はわずかですが、今後はまったく見通しがつきませんし、結構不安がありますが、それは誰しも同じことだと思いますので前を向いて頑張るしかないと思っています。

2020年4月7日火曜日

緊急事態宣言

緊急事態宣言が発令されました。
対象は東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、兵庫です。

これにより再び学校再開は延期されるでしょう。
私の周辺の学校では始業式のために1日だけ登校し、また休日となりました。

このままでは感染者が増加の一途なので、少しでも抑えて医療崩壊を起こさせない様にしようということだと思います。

仕方のない措置なのでしょうが、休業要請を出されるお店などはどうしたら良いのでしょうか?
「休業要請」=「つぶれなさい」 という意味に聞こえてしまいます。
というより、1ヶ月とか2ヶ月休業しても平気という企業は非常に少ないと思います。
従業員の支払いや家賃の支払いはあるのですから、1日1日精一杯営業しているお店などは数日でも死活問題です。

しかも問題なのは、今回の非常事態宣言はGWまでだと思いますが、それで終息する可能性は低いということです。それどころか、多分感染者は大幅に増えているでしょう。
PCR検査の実施数も増えたら、1日の感染者数も今よりずっと増えるのではないでしょうか? ネズミ算的に増えていく可能性もあります。
仮にそうだとしたら、今よりヒドイ状況下で、「緊急事態は去った」と宣言できるのでしょうか?
しかし、学校も経済も生活も、これ以上停滞を長引かせると世界大恐慌にもなりかねません。もはや、一つのお店が苦しいというレベルではなく、国がつぶれる可能性も出て来るかもしれません。

2020年4月1日水曜日

コロナ・ウイルスって本当に怖いの?

コロナ・ウイルスって本当に怖いのしょうか?
以前にも書きましたが、10年くらい前の新型豚インフルエンザの時は、厳戒態勢の中1ヶ月もせずにメキシコから我が家の中まで侵入を許しました。
その時と比べると、学校が休止されているとはいえ、国内感染者が確認された1月以降、今日になっても我が家からの感染者は出ていません。
とすると、豚インフルと比較すれば感染力はまったく大したことはないことになります。

いや、自覚症状が少ない人も沢山いるというから、実はとっくに私や家族は感染しているのかもしれません。症状が軽いだけかもしれません。
だとすると、感染力は強いけれど、毒性はかなり低いということになります。

少なくとも「感染力が高く、毒性も高い」ということはないように思います。

「死者がたくさん出ていて、致死率は高い」というのも疑問です。
まず第一にPCR検査をしている人は、感染の疑いがある人なので、無自覚で症状が出ていない感染者は最初から除外されています。反対に重症化している人は検査していますので、分母がかなり偏っているということになります。
そして、コロナとは関係なくすでに弱っている人で、コロナが最期の引き金になってしまった人も当然コロナで亡くなったとカウントされます。

また各国で発表されている数字もあまり参考になりません。
例えば、韓国で感染者が多いのは、検査している母数が大きいからです。
イタリアで死者数が多いのは、いくつかの都市で医療崩壊が起きているために重症者が適切な処置を受けられないからでしょう。
逆に中国では最近新たな感染者数が減っていますが、検査数を減らしているか隠しているかでしょう。
日本の場合も、日々感染者数が出ていますが、あまり参考にならない数字です。検査数が少ないからで、実際には発表されている数字の10倍くらいはいるではないでしょうか?

とはいえ、現に亡くなっている人もいるのですから、あなどることを推奨しているのではありません。あなどってはいけません。
治療薬が出来るのも半年や1年はゆうにかかります。
過度に怖がらず、しかし出来るだけ感染しないように努めるのが正しい道でしょう。

本当は知らない間に感染して症状が出ずに免疫が出来ているのがベストですけどね。

2020年3月25日水曜日

オリンピック延期決定

とうとう今年の東京オリンピックの1年延期が決定しました。
各国も、もし予定通りやるなら選手を派遣しないという国が続出していましたし、安倍首相は「(無観客等ではなく)完全な形での開催」にこだわっていましたので、延期が一番良い選択だったと思います。

日本としてもIOCとしても中止にするわけにはいかなかったのでしょう。
日本の立場としては当然のことですが、IOCも巨額の放映権料がなくなる上、今後の開催都市に名乗りを上げるところが少なくなってしまうことを恐れたのかもしれません。多額の予算をかけて準備をしても開催できないことがある得るという前例が出来てしまいます。

これで4年に一度開催されてきたオリンピックは初めて5年ぶりの開催となるわけです。
これで簡単に「めでたし、めでたし」とはなりません。
例えば、各国の選手選考はどうなるのでしょう?1年間で勢力図は変わるので、普通は再選考が必要でしょうが、強化費もかけていますし、色々問題があります。
サッカーの場合は23歳以下ということになっていますが、東京オリンピックに限り24歳にするのでしょうか?

また、他の有力大会で2021年に予定されていたものはどうなるんでしょう?オリンピックと重なっては中止や延期とせざるを得ない大会は多いでしょう。地球的規模なので、あちこちに多大な影響が出るでしょう。
また次のオリンピックは3年後になるのでしょうか?

いや、最大の問題は、「本当に1年延期したら開催出来るのか?」ということではないでしょうか?
現在、春休み終了まで学校も休止していますが、そもそも数週間、数ヶ月程度で解決する問題ではないように思います。

2020年3月19日木曜日

(今、流行りの?)テレ・ワーク

今回の新型コロナウイルス騒動でテレ・ワークが推奨されています。
つまり「離れた場所で仕事をする」ことで、つまり、出勤せずに在宅ワークをしようということです。

パソコンを離れた場所から遠隔操作したりして行うものを想定しているでしょうが、たんに仕事を持ち帰り、家で書類を作ることもテレ・ワークですし、電話を転送して家で電話を受けることもそうですよね。

印刷屋にとっては、テレ・ワークととても相性の良い部分と相性の悪い部分があります。
まず、相性の悪い部分ですが、これは印刷そのものの部分です。
印刷は印刷機がないと出来ません。印刷機は家に持ち帰れないので、出社する以外に選択肢はありません。印刷後の各種加工も同様です。
ただ、仕事量が減っているので、出来るだけ分散させる時間的、空間的工夫は出来ると思います。

相性の良い部分は、印刷前の制作の部分です。
パソコン・ワークは在宅勤務と相性が良いですし、電話での打ち合わせはどこでも可能です。

ただし、弊社のような零細企業のようにもともと人数が少ない場合は、何もなくても人と接触する機会が少ないのでたいした対策をする必要がないというのも事実です。
例えば一人で作業をしている職人さんがいたとして、その人に「出勤を自粛しなさい」というのはまったく無意味だということです。公共機関を利用せずに、徒歩、自転車、マイカー通勤なら、通勤してもしなくても何も変わらないということになりますね。

2020年3月12日木曜日

春のセンバツ高校野球が中止!

春のセンバツ高校野球の中止が決定しました。
無観客試合も検討されましたが、移動もあれば宿舎での生活もありますし、
しかも今月から学校も閉鎖され、当然部活動も中止となっているので、当然といえば当然ですが、出場が決まっていた学校や選手は本当に気の毒です。

野球以外の各競技の全国大会もすべて中止になっているので、仕方がないとはいえ、野球ファンである私のような人間にも寂しい春になってしまいました。
プロ野球やJリーグ、バスケやラグビー等も次々と開催を延期にしていますし、今年のスポーツ界はどうなってしまうのでしょう。

今年は東京オリンピックの年ですが、このままでは開催は無理ではないでしょうか?
安倍首相は強気ですが、あと数ヶ月で終息するとは到底思えません。
オリンピックどころか、学校の再会も春休み明けから可能なのか非常に疑問です。

センバツ高校野球は、戦争での中断はありましたが、中止は史上初だそうです。
(夏の甲子園は1918年の米騒動の時と1941年の太平洋戦争の時に中止になっているので、春夏通算では3回目の中止となります)

2020年2月22日土曜日

外壁リフォーム

1月から今月にかけて、社屋の外壁のリフォームをしました。
この建物が出来た1980年以来、初めての本格的リフォームです。

昨秋の台風でやられてボロボロになっていたものが綺麗になりました。
とても気持ちが良いです。
外階段のところもとても良くなり素晴しいです。
直して下さった大工さんや、保険金を下さった保険屋さんにも感謝です。

2020年2月5日水曜日

武漢のコロナ・ウイルス

中国・武漢でコロナ・ウイルスが蔓延しているようです。

どのようなウイルスかはよく分かりませんが、新型の感染病というと、10年ほど前の新型豚インフルエンザが思い出されます。
あの時は、メキシコ等での発生が確認され、日本でも厳戒態勢が敷かれ、「絶対に国内に入れない」として空港の検疫が厳重になったものの、わずか1週間あまりで最初の国内感染者が出て(成田空港での帰国者)、1ヶ月後には我が家の中まで侵入を許した苦い記憶があります。
中国発のサーズもありましたし、新型といわれるだけで怖いですね。

今のところ、豚インフルの時と比べても大した対策を立てていないようですが、中国は近いですし交流も盛んなので、大流行する可能性もあります。すでに国内感染者も出ていますし、大事にならないことを祈るばかりです。(祈っているだけではダメですが)

小池都知事など、中国からの旅行者も「おもてなし」と言っていますが大丈夫でしょうか?
オリンピックも問題なく開催すると言っているので、「騒がないように」という意味でしょうか。

グローバル社会の現在、こういう新しい疫病が起こるたびに世界的大騒動になるのは仕方のないことかもしれません。
20世紀初頭のスペイン風邪のようなパンデミックは歴史の中の話しで、医学の発達した現代ではあり得ないと勝手に思っていましたが、そうではなく、逆に起こりやすいのは昔よりも現代かもしれませんね。